2021年 三渓園で美しい月を眺めながら音楽が楽しめる、三渓園の観月会の日程とライトアップされる時間をご案内します。
ライトアップされた歴史的な建造物と夜の日本庭園の散策が楽しめます。
Contents
2021年 三渓園の「観月会」の日程
日程
2021年は、9月18日(土)から9月23日(木・祝日)です。
中秋の名月と言われる満月は9月21日になります。
参加費
イベント参加費は、入場料のみで、特別料金などはありません。
ライトアップ時間
18:00~21:00演奏スケジュール
9月18日(土)・20日(月・祝) 19:00 ~ 20:15和洋邂逅《リュートが奏でる、月下の舞》
曲目:「観月」に相応しい情緒豊かな楽曲を選曲、リュート演奏に創作日本舞踊が加わり「月と古き堂」の舞台で神秘的な風情を
醸し出します。
出演:金子 浩(リュート演奏) 藤間 翔央(踊り手) 藤間 恵都子(日本舞踊振付)
共催:横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)
中秋の名月を楽しむ「観月会」は、風情ある日本人の独特の習わしです。
三溪園が毎年開催している今年の「観月会」で、豊かな自然に囲まれた「歴史的な建造物」、中世からヨーロッパの人々に愛された
「リュート」、日本古来の伝統芸術である「日本舞踊」、これら東西の古くから伝わる文化を融合させ、会に相応しい情緒豊かな
コンテンツを生み出します。
三溪園と横浜みなとみらいホールが連携し、新しい視点での魅力的な芸術作品を発信することで、地域の魅力づくり及び神奈川の
文化振興に寄与いたします。
出典:三渓園
通常は9時から17まで(入園は30分前まで)ですが、「観月会」の時は、21時まで(入園は30分前まで)場内いられます。
夜の三渓園は年間を通じて「観月会」でしか見ることができません。
またこの時期は、ヒガンバナが咲き始めます。
ライトアップ前に入場して、ヒガンバナを鑑賞してから、ライトアップした日本庭園と音楽、中秋の名月をお楽しみいただけるお得なイベントです。
中秋の名月(お月見)
月を愛でる習慣は中国の唐からに日本に伝わり、宮中の風雅な習慣から、やがて収穫祭の意味合いもつようになり一般へと浸透した。
“中秋の名月”は旧暦の8月15日に見える満月のこと。
中秋とは旧暦で秋きとされる7月、8月、9月のちょうど真ん中となる8月のことで。
現代の新暦では9月中旬から10月上旬にあたる。
「月見の習慣が現代のような、米の粉を使った月見団子を備える様式になったのは江戸時代からです。
それまでは、里芋などが使われていました」
月は日本人の生活に関わる存在で、かつては8月の十五夜と、9月の十三夜と両方で月観の宴を行う習わしだったという。
観月会でライトアップされる建物
外苑
・旧燈明寺三重塔
・旧燈明寺本堂
・観心橋
・涵花亭
・和船
・鶴翔閣
内苑
・聴秋閣
・亭しゃ
・蓮華院竹林
三渓園園内マップ
三渓園の利用案内
住所
三溪園
〒231-0824 横浜市中区本牧三之谷58-1
Tel 045-621-0634(代表) Fax 045-621-6343
開園時間
通常の営業時間 9時~17時(入園は閉園の30分前まで)
観月会が行われる 9月18日(土)~9月22日(木・祝日)は
9時~21:00になります。
休園日
12月29日、30日、31日
入園料金
大人(高校生以上)
700円 (600円)
こども(小学生・中学生)
200円 (100円)
横浜市内在住65歳以上※
200円
※濱ともカードをご提示ください
( )内は、10名以上の団体料金です。
三渓園について
三溪園は生糸貿易により財を成した実業家 原 三溪によって、1906年(明治39)5月1日に公開されました。
175,000m2に及ぶ園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置されています。
そして、毎月季節毎の催しがありいつ行っても楽しめる処です。
三渓園で行われる年間の催し物
< 前の催物 | 次の催物 >
1月
三溪園で過ごすお正月 横浜市指定有形文化財 鶴翔閣公開
盆栽展
2月
観梅会
俳句展
3月
観桜の夕べ
4月
さくらそう展
新緑の古建築公開 春草廬・聴秋閣(重要文化財2棟)
5月
蛍の夕べ
さつき盆栽展
6月
花しょうぶ展
7月
早朝観蓮会
朝顔展
原三溪没後80周年記念企画
三溪園×横浜美術大学 三溪園と日本画の作家たち
8月
三溪園で楽しむ夏休み 横浜市指定有形文化財 鶴翔閣公開
9月
観月会
10月
フォトコンテスト入賞作品展
菊花展
11月
紅葉の古建築公開 聴秋閣・春草廬(重要文化財2棟)
12月
駐車場
9時~17時(有料)
*開園時間にあわせて変更します
乗用車 最初の2時間500円、以降30分毎100円
当日最大1000円
バス 駐車時間に制限なく、1利用につき1000円
駐車場は、正門入口に隣接しております。乗用車とバス兼用のため駐車スペースに限りがございます。バスで来園予定のお客様は、駐車場のご予約をおすすめします。なお、乗用車の駐車スペースをとりおく事はいたしておりません。ご了承ください。また、梅が開花する時期の週末、桜の開花時期、紅葉の時期、夜間開園時などは、特に駐車場が込み合いますので、なるべく、公共機関をご利用ください。
正面玄関脇の駐車場は比較的早く満車になってしまいますので、南口側の駐車場のほうが停めやすいので、最初からそちらに向かったほうが早くは入れることが多いです。
三渓園南口駐車場
予約が出来る駐車場
予約ができる駐車場に登録しておくと大変便利ですよ。
駐車場の待ち時間がなくなり、なにより大概の場合、そこらのコインパーキングよりお安い値段になっています。
交通案内
電車・バスのご利用
根岸駅から 1番のりば 《市バス58・99・101系統》約10分 本牧下車・徒歩10分
>>>根岸駅前バスターミナル拡大図、最寄りバス停から三溪園(PDF)
横浜駅から 東口2番のりば
《市バス8・148系統》約35分 三溪園入口下車・徒歩5分
《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)約45分 三溪園下車
ぶらり三溪園BUS時刻表(PDF)
桜木町駅から 2番のりば
《市バス8・148系統》約25分 三溪園入口下車・徒歩5分
《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)約35分 三溪園下車
元町・中華街駅から 4番出口そば山下町バス停
《市バス8・148系統》約15分 三溪園入口下車・徒歩5分
各種園内サービス
車いすの貸し出し(無料)
※)三渓園は路面が舗装されていないところがあるんで
車いすだと行動できる範囲がかなり限定されます。
まあ、ないよりましではありますが…。
コインロッカー(有料)
ガイドボランティア(無料)
中秋の名月の意味
中秋の名月は、旧暦で言う秋が7月・8月・9月で、その真ん中の8月現在の9月の満月をさします。
つまり秋の真ん中の月ってことですね。
でも他に○○の名月って呼ばれないのは、秋のこの時期の満月が一番明るくてきれいだと言われていたという事です。
十五夜とは
月の満ち欠けを軸にした暦である陰暦の十五日の夜。
満月の夜を言います。
中秋の名月お供え物
月見の供え物は農作物の奉納を意味し、ススキは稲穂の代わりに供えられ魔よけの意味もあります。
月見団子は、コメを使った団子をお供えすることで収穫の感謝を示しています。
地域によっては芋を団子の代わりにします。
月見団子の作り方
団子粉に水を加えて良く練り、耳たぶくらいの柔らかさになるまで練って、沸騰したお湯に入れ、浮いたら3分ほど茹でて、冷水にさらして冷やすだけです。
月見団子の数
十五夜にちなんで15個作ります。
一年の満月の数12~13に合わせて作るというところもあります。
個数により詰み方も色々あるようですね。
ネイティブアメリカンの月の呼び名
1月の満月「ウルフムーン」
オオカミの遠吠えが良く聞こえる季節を意味しています。
2月の満月「スノームーン」
大雪が降ることが多い月を意味しています。
穀物が獲れにくくなることで「ハンガームーン(飢餓月)」と呼ばれることもある。
3月の満月「ワームムーン」
暖かくなって虫が活動を始める時期を意味しています。
4月の満月「ピンクムーン」
野生のピンクの植物で山や丘が染まる時期を示しています。
5月の満月「フラワームーン」
春の花が咲きはじめを意味しています。
6月の満月「ストロベリームーン」
現地のイチゴの収穫時期を意味しています。
7月の満月「バックムーン」
バック=牡鹿のことで、牡鹿の角が生え変わる時期を意味しています。
8月の満月「スタージョンムーン」
現地のチョウザメ漁が盛んになる時期を示しています。
9月の満月「ハーベストムーン」
農作物の収穫時期を示しています。
10月になることもあるそうです。
10月の満月「ハンターズムーン」
月明りでハンターが狩りをする時期を示しています。
11月の満月「ビーバームーン」
ビーバーが越冬するための巣作りをする時期を示しています。
12月の満月「コールドムーン」
文字通り寒い時期の月を示しています。
まとめ
三渓園の「観月会」は、日本庭園と中秋の名月が楽しめる国内でも数少ない催しではないでしょうか。
またこの時期、日中はヒガンバナが咲き出しヒガンバナと歴史的建造物のコラボ写真が撮れるのも嬉しいですね。
豊臣秀吉ゆかりの建物と、中秋の名月のコラボ写真とかあなたのベストショットの一枚に加えてみてはいかがでしょうか。
また、季節毎の催しの春の梅・桜、夏のホタル、蓮、秋の名月と紅葉(12月が見ごろ)は、お勧めです。